問題点 matter in hand 2004 5 18

 「成長性の高い銘柄」や「業績のよい銘柄」の株価が、
急上昇するのは、まったく問題がないのです。
 問題は、「業績が悪い銘柄」までも、
株価が急上昇したことです。
なかには、「赤字企業」の株価までも、急上昇したのです。
 こういう点が問題だったのです。
こうした企業は、もともと業績が悪いため、投資対象とはならなかったのです。
しかし、「値動きのよさ」が投資対象となってしまったのです。
これは、バブルだと言わざるを得ません。
 ですから、こうしたバブルがはじけるのは、当然のことです。
問題は、「成長性の高い銘柄」や「業績のよい銘柄」の株価までも、
急落してしまうことです。
 株価が上がる時は、
「業績のよい銘柄」も、「業績が悪い銘柄」も連動して、上昇し、
 株価が下がる時は、
「業績のよい銘柄」も、「業績が悪い銘柄」も連動して、下落する。
 これでは、何のために、業績を発表するのか。
業績は、株価に関係ないのか。
 さすがに、ここまで来たら、
「業績が悪い銘柄」に投資するのは、止めましょうと、「注意喚起」すべきです。
 これは、タバコと同じです。
タバコには、こういう表示があります。
「健康を損なう危険がありますので、吸い過ぎには注意しましょう」
 「業績が悪い銘柄」を買う時には、
「資金を失う可能性がありますので、買いすぎに注意しましょう」という表示が、
自動的に表示されるようになった方がよいでしょう。
 これは、パソコンの性能が高性能となった現在では、
技術的に可能です。


























































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